18. 舞台での姿・出立(2)

 

色襟のはなし

装束の襟元を飾る襟は、胴着の襟の部分に折り合わせて着けます。そしてその色は、役柄によって決まっています。しかし時には装束の色や同役との取り合わせにより、変更されることもあります。
材質は綿か麻の白生地に絹の色ものの半襟が掛けられています。この色襟も胴着や縞足袋と同様、最低4色程度(赤・鼠・紺・黒)は個人で準備しなければなりません。

●赤・・・・・神・仏・果報者・女・花聟・大名等と子供の出演者
●鼠・・・・・主人・スッパ・目代・檀那・仲裁人・舅・畑主・酒屋・船頭等の長袴を着ける人
●紺・・・・・太郎冠者・通行人・動物の精
●黒・・・・・山伏・鬼